「私は今、何してるんだっけ?」

決して記憶喪失になったわけでも、深酒をしたわけでもない。
ましてや急激にモノ忘れが激しくなったわけでもない。

確かに最近冷蔵庫を開けて、何をしたかったのか
一瞬で忘れてしまうことがあるが、それとは全くの別物だ。

むしろ、妻と夕食の献立について話していたのに、
次々に話題が飛び「これって何の話をしているんだっけ?」

となる、あの感覚に似ている。

この現象を私の中では「会話の迷子になる」と定義している。

時間を少し前に戻そう。

7月某日、14時。司会役の女性から簡単な説明があったあと、講師の男性が話し始めた。

見た目50代前半。ノータイで半袖シャツ、真面目そうな印象だ。

社労士行政書士という肩書なら当然かもしれない。

「今日いらっしゃっている方の中には私よりも上の年代の方もいらっしゃるようですが、私は今年で60になりました」

…若い。若く見える。

黒髪のせいか。やっぱ、染めるのって大事だよなー。

なんでも講師は豊橋の方で向こうは風があるらしく、名古屋よりはまだ涼しいらしい。

早々につかみの挨拶を終え、本題に入っていく。

それは、40分続いた。

改めてお伝えしておこう。

私が今回参加しているセミナーのテーマは

「年金や社会保険の基礎知識」である。

しかしながら、始まってからの約40分間は

日本はますます高齢者比率が高くなるだの、

就労を希望する高齢者は7だの、

企業側の採用するポイント団塊世代の就業理由だの、

あげくの果てには肥満度チェック

まぁ、確かに参加した人すべてに当てはまる

年金・社会保険の話なんて難しいかもしれない。

ずーっと会社勤めだったのか、代々の家業を引き継いで個人事業主になったというだけでも、かなり状況は異なるはずだからだ。

しかしながら40分はいくらなんでも長すぎやしないか!

これ、本題だけだと2時間もたないから、

興味ありそうな話もいれときました的なことなんだろうなぁ。

確かに後半は年金に関する計算とかもあるし、こればかりではさすがにしんどいことも想像できるのだが。

うっかり肥満度計算しちゃったじゃないか!

標準的なBMI22に対して27.8ってなんなんだ!

肥満イメージ
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今回のまとめ

  • ◆若く見られたいなら髪は染める事。俄然、印象が違います。
  • ◆体格指数BMI22が標準。25を超えると肥満と判定される。
  • ◆あなたのBMI=(体重)kg÷(身長)m÷(身長)
  • ◆理想の標準体重=(身長)×(身長)×22
  • ◆それにしても、日本人の標準体重って軽すぎると思いませんか。

次回はやっと本題、“「年金や社会保険の基礎知識編の三 探偵は数字が苦手」”もお楽しみに!