派手なイメージのある名古屋でも、今も昔も友人や親戚へのご祝儀は、全国平均とほぼ同じ。
プレシニアなら友人・知人には3万円が基本のようです。とはいえ身内の場合、ご祝儀って、おいくら万円なの!?
ひとまず出席者(母&妹)に相談だ!
母「ご祝儀?こないだ挨拶に来た時に、渡したよ。10万円」
さすが、年金充実世代は気前がいい。
母「あんた達は無理せんときゃあ。昔と違ってだいぶ安上がりらしいし」
妹「うちはまだ受験生いるし、余裕ないんだよね~。10万円なんて無理だわ。5万円だと少ないのかなぁ?中間で7万円?…キツイな…7万う~ん」
「祝いたい気持ち」と「ケチだと思われたくない気持ち」と「値切りたいホンネ」が頭の中をグルグル。唸りながらも、この時は7万円の出費を覚悟したのでした。
祝儀袋は100均でよいのか?
セコイついでに、祝儀袋のグレードにも悩むワタクシ。
最近の100均には立派でおシャレな祝儀袋が売っているし、3万円程度なら問題ないような気がするけれど、5万円以上でも大丈夫なのか?
「ジョーシキってどーなの?」と思いつつ、文具屋で購入することに。
いよいよ明日。久しぶりの祝宴!
祝儀用のピン札は多めに用意したものの、祝儀袋に記入する覚悟ができないまま前日を迎えた。なぜなら先日の相談後、固定資産税と自動車税の支払いを済ませたから。フトコロは氷点下状態なのだ。
ここは再度、母に相談してみる。
母「5万円で上等!まだ7人も後に控えてるんだから、無理するとえらいことになるにぃ。1回で済まん子もおるかもしれんし」
ということで、妹に連絡して、今後のご祝儀は1人につき、金五萬円也ということに。
いよいよ挙式当日
午後からの挙式に間に合うように準備開始。久々の正装のため、化けるには時間がかかる。その間に、祝儀袋の準備は旦那にお任せした。
「昨日、妹と5万円に決めたから準備ヨロシク」
「ピン札は銀行の封筒に用意してあるよ」
支度を整え、遠慮なく飲めるよう電車で式場へ。
電車を待ちながら、ふと「封筒の中、ピン札が多めに入ってたのわかってたよね?」と旦那に確認。
「??うそ!用意してあるっていうから数えずに入れたよ」
「まじか!?」
正装したイイ年の夫婦がホームに屈み、コソコソ金を数える…アヤシすぎる。祝儀泥棒の犯人のようだ…。
ちょっとした口喧嘩にはなったが、乾杯のシャンパンでチャラに。
家族中心の結婚式は、お天気にも恵まれ、何ともリラックスしたパーティでした。
帰宅後、写真を見ながら「なかなかオムツの取れなかったあの子がねぇ…」と感慨深くなったワタクシ。結局後日、商品券2万円分を贈りましたとさ。やっぱり見栄っ張りの名古屋人なのかしら…?
まとめ
・今どきの結婚式は名古屋でも地味め。(おそらく)
・ご祝儀は全国平均の額でOK。
・名古屋人はやはりどこか、見栄っ張りらしい。