スポンサーリンク

前回の概要

「人間が行う仕事の約半分がAI(人工知能)に奪われる」といったニュースを見て、将来の収入が不安になった調査員M。「ほどほどに働いて、それなりに稼げる」仕事を夢見て、キャリアコンサルタントのシバヤマ先生のもとを訪れる。そこで、提案されたのは「専門家」という働き方。果たしてその実態は?

>>前回の記事はコチラから

シバヤマ先生プロフィール
名古屋市在住のキャリアコンサルタント。
大手求人広告代理店で20年以上のキャリアを積んだ、「お仕事」のコンサルタント。シニアのお仕事事情、働き方事情にも詳しい、頼れる存在です。

先生、日給2万円のおいしい仕事、私もやりたいです

調査員M
専門家・・・・ってなんですか?

いろいろなパターンがあるのですが、国や地方自治体の行政機関、都道府県等中小企業支援センター、商工会議所・商工会などの公的機関で、中小企業の経営支援をするような業務です。企業に出向いて経営指導をする「専門家派遣」というパターンもあれば、「窓口相談」や「セミナー講師」を担当するようなパターンも。定期的に公募がありますよ。

 

調査員M
ほほう。それで先生。その専門家とやらは、ぶっちゃけどれくらい稼げるお仕事なんですか?

相場としては、日給23万円程度といったところではないでしょうか?

 

 

調査員M
そんなに?

勤務としては、週12回程度という場合もあれば、専門家サイトに登録しておいて相談の依頼があったときに稼働するというパターンもありますね。

 

 

調査員M
たとえば、週1回、日給2万円なら、月8万円稼げますもんね!週2回なら、月収16万!まさに私の理想とする、「ほどほどに働いて、それなりに稼げる」お仕事です!

まあ、落ち着きましょう。ただし、そういった専門家になるためには、審査がありますし、実績が問われます。一般的には大手企業出身で業界にパイプのある方が有利ですが、Mさんのように「販促の専門」とか「人材育成の専門」とか、特定の分野での専門性も、ニーズはあるはずですよ。

 

調査員M
ほんとですか!!!私でも専門家になれるんですか?いったいどうやったら?教えてくださいよぉぉぉぉぉぉー

 

今回のまとめ

◆公的機関の「専門家」になれば、日給2万円以上も夢ではないかも?
◆「専門家」のお仕事は、地方自治体の行政機関などで、定期的に募集があるらしいので、こまめにチェックしてみてもいいかも♪

 

次回、【ぶっちゃけ聞いてみました!】 そこそこ稼げるシニアの仕事って?③日給2万円は甘くない編もお楽しみに!