盆栽から高級キャンピングカーまで、老後の趣味は多彩!? 

先月、千種区の吹上ホールで行われた「グッドライフフェスタ」に行ってきた。プレシニアやシニア向けイベントとは、はっきり銘打っていないものの、「人生を楽しむ!自分を磨く!大人の祭典」というサブテーマから察するに、アクティブなシニアを対象にしたイベントであると思われる。

会場内は、盆栽や書道、将棋、己書などの「ジャパン」ゾーン、メイクやフラダンス、手芸などの「レディ」ゾーン、クライミングやキャンプ、ビリヤードなどの「アクティブ」ゾーン、鉄道、マジック、カメラ、ダーツなどの「ホビー」ゾーン、その他「協賛・協力企業」「グッドライフ」ゾーンに分かれており、かなり見ごたえがある。
クライミングはかなりの高さがあり、結構本格的である。子どもからシニアまで幅広い年齢層がチャレンジしていて、
「今日、ここに来てクライミングにハマった!」
という人もきっといたに違いない。
「階段を上がるのもしんどいのに、垂直の壁なんて登れるか!」
という人もきっといたに違いない。(←自分)
今どきのキャンプ用具はおしゃれで機能的で、アーバンな感じである。野外活動にアーバンとは、なんか矛盾があるが、とにかく「キャンプやってみたい、楽しそう」と思わせる雰囲気がある。

ちなみに私は大学時代、昔ながらのザックを背負い、昔ながらのシュラフを持って、サークルの友人たちと野宿しながら旅した経験があり、その頃のサバイバルで泥臭いイメージから未だ抜け出せていない。
ちょいCamという軽自動車のキャンピングカーの展示もあった。小回りも利くし、値段もキャンピングカーと考えれば手頃だしちゃんと寝られるし、いい感じなのであるが、実はこれを見る前に、別のブースでメルセデス・ベンツのキャンピングカーを見てしまったのである。

車内とは思えないゴージャスな雰囲気、家より快適そうなリビング空間、寝心地のよさそうなベッド…。お値段となると、家が一軒建てられる。もう、いっそ家を売って車に住むか…そんな夢を一瞬見て、現実に戻った。
「ジャパン」ゾーンは、古き良き日本の伝統を知るというテーマだけあって、日本の習い事の王道が揃っている。生け花は習った経験はないが、見ているだけで癒される。何歳から始めても遅いということはないし、老後の趣味として結構いいかもしれない、とちょっと思った次第である。

シニアの趣味とはもはや何の関係もないが、「愛知県鍼灸マッサージ師会」の体験で、顔に美容鍼を打ってもらったところ、施術前と比べて明らかにフェイスラインが細くなっている!顔色もなんかいい感じ!凄いぞ、鍼!しかし、そんな喜びは1日だけのもので、翌朝鏡を見たらすっかり元通りだったことを、いちおうお伝えしておく。

まだシニアじゃないとか、もうシニアだとか、そんな年齢に関わらずかなり満喫できたこのイベント、毎年行われているようなので、2019年の日程がわかったらこのサイトでもお伝えしようと思う。